Non-Profit - N/A, N/A, US
2020年4月に東京大学の研究者4人で創業した、宇宙スタートアップになります。東京大学で長年研究を行い、世界初となる宇宙実証経験を持つ小型衛星用推進機(エンジン)の技術をベースに、持続可能な宇宙開発を実現します。2020年10月に約7000万円の資金調達を行い、事業と研究をさらに加速させています。【ミッション】地球近傍及び以遠における持続可能な宇宙開発の実現【事業概要】水を推進剤とした推進機により、小型衛星の研究・産業・市場ポテンシャルを開放する【なぜやるのか】現在世界では、1 - 100kgサイズの小型衛星と呼ばれるものを用いた地球観測やインターネットサービスが急拡大しており、それに伴い開発・打上げ数も今後右肩上がりで増加していくことが予想されています。しかし、これらの小型衛星には推進機(車でいうエンジン、飛行機でいうジェットエンジン)が搭載されていません。そのため、小型衛星はロケットから分離された後は、宇宙空間で能動的に動く術を持っていません。これにより、投入される軌道が選べなかったり、重力や空気抵抗の影響で生じる軌道のずれを修正できない、といった問題を抱えています。また、故障したり寿命を迎えたときに他の衛星邪魔にならないよう軌道から衛星を離脱させ廃棄することもできず、宇宙ゴミ(スペースデブリ)の増加にも繋がってしまいます。100kg以上の大型衛星ではほぼ必ずと言っていいほど推進機が搭載されています。しかし、この大型衛星用推進機の技術をそのまま小型衛星に適用することはできません。理由としては、①キセノン等の高圧ガスを推進剤として用いており、耐圧容器の質量・体積が大きくなること、②ヒドラジン等の有毒物質を推進剤として用いているおり、取扱いコストが見合わないこと、③小型化により推進機内部の物理現象が変化し、想定通りの性能が得られないこと、が挙げられます。そこでPale Blueでは、安全無毒で取扱い性が非常に良く、低圧で貯蔵可能な水を推進剤とした小型推進機によりこれらの課題を解決しようとしています。東京大学における創業メンバーらの長年の研究により、推進機の性能は向上の余地をまだ残しつつ、実用レベルにまで到達しました。市場が盛り上がり、技術の成長が重なり合う今このタイミングだからこそ、アクセル全開で製品化・事業開発を行う必要があると考えています。Pale Blueの水推進機が小型衛星用推進機の世界基準となることで、小型衛星の利用方法が圧倒的に拡張され宇宙事業がさらに拡大するとともに、宇宙ゴミの増加も抑制され、持続的な宇宙開発・利用が実現できると考えています。【どうやっているのか】2020年4月に東京大学の研究者ら4人で創業しました。現在は、東京大学と共同研究契約を締結し、デスクワークやPCを使った開発作業はオフィスで、大型実験装置(真空チャンバ等)を使った評価試験等は東京大学柏キャンパス内の施設にて実施しています。約25平米のオフィスには、5人分の個人デスクの他、会議机、冷蔵庫、電子レンジ、コーヒーサーバー等を設置しています。入居している東葛テクノプラザはインキュベーション施設でありベンチャー企業が入居しています。ラウンジや廊下、トイレ等の共用部は管理業者が毎日綺麗に清掃してくれており、快適に過ごすことができます。評価試験等を行う実験室は約139平米になります。十分な広さの部屋に、真空チャンバーが1台、クリーンルーム一式、作業用デスク4個、会議机、クワトロディスプレイを完備した実験用PC等を設定しています。現在のチームメンバーは大学出身の研究者しかいません。研究開発においては、原理原則に基づき、定量的なデータを基にした議論や意思決定を行う風潮があります。事業開発や会社経営面においては、まだまだ分からないことが多く、私たち自身、日々学びながら会社及び事業を成長させている段階です。【会社紹介】https://www.slideshare.net/JunAsakawa1/pale-blue-238922787【採用情報】コーポレートサイト:https://open.talentio.com/1/c/pale-blue/requisitions/1872Wantedly:https://www.wantedly.com/companies/company_7932029【SNS】Twitter: twitter.com/PaleBlue_IncFacebook: facebook.com/PaleBlueInc/【プレスリリース】https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/55668
Gmail
WordPress.org
Google Font API
Mobile Friendly