International Affairs - , ,
理念及びビジョン 私たちSTONEは「国際協力」に関わる全ての人々に対し、ケーススタディや座学、企業やその他団体との連携などを通して、途上国での開発や支援に関する多角的な視点を養う機会を提供し、より持続可能な形での国際協力が世のスタンダードになることを目指します。 設立の背景 1.持続可能でない「国際協力」への疑問 「国際協力」と言えば、NPO/NGO等による活動が主だったものであると考えられますが、それら非営利の活動の多くは、ファンドレイジングに苦労しているのが現状で、せっかく良い活動をしていても、その存続自体が危ぶまれていることもしばしば見受けられます。その害を被るのは、その団体自体のみならず、支援の対象となっている途上国地域にまで及びます。今後、より収益性を持った持続性の高い活動が増えていくことが求められると考えられます。 2.新しい途上国向けアプローチへの興味 みなさんご存知の通り、CSRやBoPビジネスといったビジネス手法による途上国との関わりや、デザインやアートを利用するなどの新しいアプローチで途上国に関わっていこうとする動きが活発化してきています。 企業が途上国に進出する理由は様々ですが、今まで主に支援対象であった途上国がビジネスの対象になったことは近年の重要な変化であり、またデザインやアートの要素は、より多くの一般人を自然と国際協力分野に巻き込むことができる大切なものだと感じています。 一般的な国際協力がより持続可能なものになるためにも、ビジネスの手法を取り入れていく必要はあると思いますし、現在停滞気味の"支援"を考えれば、そこに深みや広がりを増すために、既存の枠組みにとらわれず他分野との関わりを模索することは非常に重要な視点ではないでしょうか。 3.「国際協力」がもたらす弊害への気付き STONEの最大の特徴でもあり、一般の国際協力系の団体と異なる点は、「国際協力がもたらす弊害」に着目したことです。一般に、歓迎されるべきものとして考えられている「国際協力」ですが、良かれと思ってやっていることが、実は思わぬところで悪影響を与えていることも少なくないのです。これは上記の新しいアプローチにも同じことが言えます。 しかし未だ多くの人がこのことに気づいていないのが現状です。自分たちの活動が途上国に及ぼす影響やリスクについて、私たち自身もっと学んでいき、そして多くの国際協力に関心のある方々にもその事実を知ってほしいと思っています。
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